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時流遡航

日々諸事遊考86

第326回 ─根室本線・富良野駅~新得駅間の廃線に想うこと─

本田成親

2024年5月15日号

富良野盆地から望む十勝岳  3月末、北海道根室本線の富良野駅から新得駅間の路線が廃線になるというニュースが飛び込んできた。その廃線区間のなかほどにある南富良野の「幾寅(いくとら)」駅は、青春時代の私にとっても忘れ難い想い出のある場所だった。それゆえ、そのニュースに接した際の衝撃にはひとかたならぬものがあった。  南富良野幾寅は十勝岳の南尾根筋に近い集落で、富良野盆地や十勝平野を一望できることで名高い狩勝峠の西方に位置している。富良野盆地を南下する根室本線は途中で大きく東に向きを変え狩勝峠直下のトンネル方面へとのびているのだが、その狩勝トンネルのすこし手前にあるのがJR幾寅駅である。  実をいうと浅田次郎原作、高倉健主演の映画『鉄道員(ぽっぽや)』の撮影舞台となったのはこの幾寅駅だった。映画ではその駅名が... 富良野盆地から望む十勝岳  3月末、北海道根室本線の富良野駅から新得駅間の路線が廃線になるというニュースが飛び込んできた。その廃線区間のなかほどにある南富良野の「幾寅(いくとら)」駅は、青春時代の私にとっても忘れ難い想い出のある場所だった。それゆえ、そのニュースに接した際の衝撃にはひとかたならぬものがあった。  南富良野幾寅は十勝岳の南尾根筋に近い集落で、富良野盆地や十勝平野を一望できることで名高い狩勝峠の西方に位置している。富良野盆地を南下する根室本線は途中で大きく東に向きを変え狩勝峠直下のトンネル方面へとのびているのだが、その狩勝トンネルのすこし手前にあるのがJR幾寅駅である。  実をいうと浅田次郎原作、高倉健主演の映画『鉄道員(ぽっぽや)』の撮影舞台となったのはこの幾寅駅だった。映画ではその駅名が「幌

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