日医・松本体制「2期目」に待ち受ける難題
逆風・自民に擦り寄り続けるのか
2024年6月1日号
「ミスター私物化」
4月、地元・大阪で一部勢力から、そう揶揄されていた日本医師会幹部がいる。府医師会関係者に送られた文書にはこうある。
「ミスター私物化は、自身が府医会長に後継指名したうえに会務運営上何ら落ち度のない高井(康之)会長に、あの手この手で有力者らも使い執拗に降板を迫りました」
これを読めば、ミスター私物化は、日医ナンバー2の茂松茂人副会長であることがわかる。茂松氏は22年、府医会長から日医副会長に転じた際、府医会長のバトンを当時副会長だった高井氏に託した。
だが、高井氏が府医関係者に宛てて発出した文書によると「23年夏頃から、茂松氏の意向を汲むさまざまな方々から府医事務局(パワハラ疑惑など)の問題を理由に、次期府医会長選出馬を断念するよう申し入れられた」という。
一方で...
「ミスター私物化」
4月、地元・大阪で一部勢力から、そう揶揄されていた日本医師会幹部がいる。府医師会関係者に送られた文書にはこうある。
「ミスター私物化は、自身が府医会長に後継指名したうえに会務運営上何ら落ち度のない高井(康之)会長に、あの手この手で有力者らも使い執拗に降板を迫りました」
これを読めば、ミスター私物化は、日医ナンバー2の茂松茂人副会長であることがわかる。茂松氏は22年、府医会長から日医副会長に転じた際、府医会長のバトンを当時副会長だった高井氏に託した。
だが、高井氏が府医関係者に宛てて発出した文書によると「23年夏頃から、茂松氏の意向を汲むさまざまな方々から府医事務局(パワハラ疑惑など)の問題を理由に、次期府医会長選出馬を断念するよう申し入れられた」という。
一方で、
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