看護学者から見た個別化医療とグローバリズム
理解の良い患者とそれに依存する医療者
第82回 ひとりの理学療法士が変えた「意識」
大阪大学大学院医学系研究科/公益財団法人浅香山病院 山川みやえ
2024年6月1日号
今回は異例だが、より実態を知ってほしくて、あえてフィクション形式で話をお届けしたい。
◇ ◇ ◇
高齢化が進む地方都市のひとつ、捨陽市。この街の中心に位置する捨陽総合病院には、多くの患者が日常生活を送るために訪れていた。リハビリテーション科の内村医師は地元ではそこそこ有名で、リハ科のスローガンとして「いまある残存機能を活用して最大限生活できるようにしましょう」が掲げられ、機能維持できる時間が長いと評判だった。だが、その裏には冷たい現実が隠されていた。
今回は異例だが、より実態を知ってほしくて、あえてフィクション形式で話をお届けしたい。
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高齢化が進む地方都市のひとつ、捨陽市。この街の中心に位置する捨陽総合病院には、多くの患者が日常生活を送るために訪れていた。リハビリテーション科の内村医師は地元ではそこそこ有名で、リハ科のスローガンとして「いまある残存機能を活用して最大限生活できるようにしましょう」が掲げられ、機能維持できる時間が長いと評判だった。だが、その裏には冷たい現実が隠されていた。
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