平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜
米軍最新戦場救命ガイドライン⑤
第197回 自衛隊の歪な防衛力装備
埼玉県国民保護協議会委員 照井資規
2024年6月1日号
防衛力とは自国の国土を守るために整備すべきものであるが、自衛隊法等で定められた自衛隊の編制、行動などを見ると、極東地域に展開する米軍の攻撃部隊を守ることが、その地位と役割であることがわかる。
自衛隊の多国間共同訓練への参加実績は13年度が19回。22年度にはその2倍以上の43回に増えた。目立つのが自衛隊と米軍との共同訓練だ。日米共同訓練は、13年度の24回から22年度は108回と10年間で4・5倍に増えている。(防衛白書23年度版)。これは極東に展開する米軍のための訓練と考えられ、その頻度からは戦争の勃発が近いと予想される。
在日米軍は在韓米軍の2倍の規模であり、世界最大の海外米軍基地である韓国・平沢市のハンフリーズ基地は最前線であるが、在日米軍はそれを支援する役割にある。日本は島国であり、政情も安定しているため支援地域に適するためだ...
防衛力とは自国の国土を守るために整備すべきものであるが、自衛隊法等で定められた自衛隊の編制、行動などを見ると、極東地域に展開する米軍の攻撃部隊を守ることが、その地位と役割であることがわかる。
自衛隊の多国間共同訓練への参加実績は13年度が19回。22年度にはその2倍以上の43回に増えた。目立つのが自衛隊と米軍との共同訓練だ。日米共同訓練は、13年度の24回から22年度は108回と10年間で4・5倍に増えている。(防衛白書23年度版)。これは極東に展開する米軍のための訓練と考えられ、その頻度からは戦争の勃発が近いと予想される。
在日米軍は在韓米軍の2倍の規模であり、世界最大の海外米軍基地である韓国・平沢市のハンフリーズ基地は最前線であるが、在日米軍はそれを支援する役割にある。日本は島国であり、政情も安定しているため支援地域に適するためだ。
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