医薬経済オンライン

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NOTEBOOK-こぼれ話

製薬トップの"華麗なる転身"なのか

2024年6月1日号

 眼科薬市場で圧倒的地位を誇る参天製薬を去った谷内樹生前社長が、製薬業界以外の新天地に活躍の場を移している。 23年9月、気候変動問題に焦点を当ててビジネスに取り組む、いわゆるクライメートテック企業の「レベルアップ」の共同創業者としてCEOに就任。最近では事業活動における温室効果ガスの排出量を計算する企業の買収を手掛けるなど、製薬とはまったく異なる分野で新たなキャリアを築き始めている。 谷内氏は、古巣の参天製薬ではアジアや欧州事業に従事するなど海外畑を歩んだ。同社が14年に米メルクから眼科領域の製品を買収した後、欧州事業統括としてこれら眼科製品を欧州展開するための基盤構築を担った。 出世街道を突き進んだ谷内氏は、18年に44歳の若さで参天製薬の社長に抜擢された。そして、米国市場への参入を決定。20年、アイバンス社を買収した。一方、それよりも注目を集め...  眼科薬市場で圧倒的地位を誇る参天製薬を去った谷内樹生前社長が、製薬業界以外の新天地に活躍の場を移している。 23年9月、気候変動問題に焦点を当ててビジネスに取り組む、いわゆるクライメートテック企業の「レベルアップ」の共同創業者としてCEOに就任。最近では事業活動における温室効果ガスの排出量を計算する企業の買収を手掛けるなど、製薬とはまったく異なる分野で新たなキャリアを築き始めている。 谷内氏は、古巣の参天製薬ではアジアや欧州事業に従事するなど海外畑を歩んだ。同社が14年に米メルクから眼科領域の製品を買収した後、欧州事業統括としてこれら眼科製品を欧州展開するための基盤構築を担った。 出世街道を突き進んだ谷内氏は、18年に44歳の若さで参天製薬の社長に抜擢された。そして、米国市場への参入を決定。20年、アイバンス社を買収した。一方、それよりも注目を集めたト

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