決算詳報
FINANCIAL DETAIL 2024年3月期
2024年6月15日号
日本新薬
【証券コード】4516 【上場】東証プライム
ビルテプソ拡大で2桁増益
24年度は米国販管費増響く
日本新薬の今25年3月期(IFRS=国際会計基準)は売上収益が前期比1.2%増の1500億円と小幅増収ながら、営業利益は6.9%減の310億円と減益に転じそうだ(表1)。薬価改定や後発品の影響があるが、デュシェンヌ型筋ジストロフィー薬「ビルテプソ」の日米での販売や、肺動脈性肺高血症・慢性血栓塞栓性肺高血圧薬「ウプトラビ」の販売・ロイヤリティ収入(工業所有権等収益に含まれる)が増収を牽引。ただ、米国ビルテプソ販売におけるブリッジプログラム(同じ薬剤を使い続ける患者に対し保険手続き上生じる空白期間に無償提供を行う)の費用や、提携先のカプリコール社が臨床第三相開発中のデュシェンヌ型筋ジストロフィー薬「CAP-1002」の上市費用などに...
日本新薬
【証券コード】4516 【上場】東証プライム
ビルテプソ拡大で2桁増益
24年度は米国販管費増響く
日本新薬の今25年3月期(IFRS=国際会計基準)は売上収益が前期比1.2%増の1500億円と小幅増収ながら、営業利益は6.9%減の310億円と減益に転じそうだ(表1)。薬価改定や後発品の影響があるが、デュシェンヌ型筋ジストロフィー薬「ビルテプソ」の日米での販売や、肺動脈性肺高血症・慢性血栓塞栓性肺高血圧薬「ウプトラビ」の販売・ロイヤリティ収入(工業所有権等収益に含まれる)が増収を牽引。ただ、米国ビルテプソ販売におけるブリッジプログラム(同じ薬剤を使い続ける患者に対し保険手続き上生じる空白期間に無償提供を行う)の費用や、提携先のカプリコール社が臨床第三相開発中のデュシェンヌ型筋ジストロフィー薬「CAP-1002」の上市費用などにより
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