医薬経済オンライン

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鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

国立成育医療研究センターの「マスク解除」宣言を支持する

第208回

鳥集徹

2024年6月15日号

 新型コロナウイルスのパンデミックが発生して以降、ほとんどの医療機関が、立ち入る人全員にマスクを求めるようになった。23年3月、政府は「マスク着用は個人の判断」とした。同じく5月には、新型コロナを季節性インフルエンザと同じ感染症法の「5類」に位置付けた。しかし今でも、医療機関のほとんどが、来院者にマスク着用を求め続けている。  そうしたなか、国立成育医療研究センターが、外来・病棟を訪れる患者や家族に対して「5月23日よりマスク着用を解除する」と公表した(一部区域を除く)。同センターには、難病を抱える多くの子どもたちが訪れる。そんな国の中心施設が、国内の他の医療機関に先駆けてマスク着用を解除したのだ。同センターがX(旧ツイッター)に【マスク着用解除のお知らせ】と題した文書を投稿すると、大きな反響を呼んだ。  この投稿について数...  新型コロナウイルスのパンデミックが発生して以降、ほとんどの医療機関が、立ち入る人全員にマスクを求めるようになった。23年3月、政府は「マスク着用は個人の判断」とした。同じく5月には、新型コロナを季節性インフルエンザと同じ感染症法の「5類」に位置付けた。しかし今でも、医療機関のほとんどが、来院者にマスク着用を求め続けている。  そうしたなか、国立成育医療研究センターが、外来・病棟を訪れる患者や家族に対して「5月23日よりマスク着用を解除する」と公表した(一部区域を除く)。同センターには、難病を抱える多くの子どもたちが訪れる。そんな国の中心施設が、国内の他の医療機関に先駆けてマスク着用を解除したのだ。同センターがX(旧ツイッター)に【マスク着用解除のお知らせ】と題した文書を投稿すると、大きな反響を呼んだ。  この投稿について数え

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