「脇役たち」の矜恃 〜被災地からの言付け〜
片田舎の薬物事情
第34回
薬剤師:武田雄高
2024年6月15日号
5月21日、気仙沼港に宮崎県の一本釣りカツオ船が初入港し、昨年の5倍となる水揚げを行った。海水温の上昇による漁場の変化や、麻痺性貝毒による出荷規制など暗いニュースが続いていた港町に光明が差した。「型はまぁまぁだが、今後に期待が持てる」との船頭の言葉の通りに、その後も順調な入港が続いている。
梅雨を迎える季節になると18年岡山県真備町と昨年の秋田県秋田市の水害現場を訪れた記憶が蘇る。線状降水帯という言葉が一般的になり、天気予報でも発生をしっかり伝えるようになった。自然災害を防ぐことは不可能だが、対応や対策については前例から学ぶことができる。
とはいえ、経験したことのない災害はやはり怖い。「災害時には自分の命が最優先」と石碑に刻まれてはいるものの、家族を持つ身としてはそれを貫く自信がないのが正直なところだ。
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5月21日、気仙沼港に宮崎県の一本釣りカツオ船が初入港し、昨年の5倍となる水揚げを行った。海水温の上昇による漁場の変化や、麻痺性貝毒による出荷規制など暗いニュースが続いていた港町に光明が差した。「型はまぁまぁだが、今後に期待が持てる」との船頭の言葉の通りに、その後も順調な入港が続いている。
梅雨を迎える季節になると18年岡山県真備町と昨年の秋田県秋田市の水害現場を訪れた記憶が蘇る。線状降水帯という言葉が一般的になり、天気予報でも発生をしっかり伝えるようになった。自然災害を防ぐことは不可能だが、対応や対策については前例から学ぶことができる。
とはいえ、経験したことのない災害はやはり怖い。「災害時には自分の命が最優先」と石碑に刻まれてはいるものの、家族を持つ身としてはそれを貫く自信がないのが正直なところだ。
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