医薬経済オンライン

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松本・日医の「アキレス腱」

選挙大勝で2期目に突入

2024年7月1日号

左から釜萢氏、茂松氏、松本氏、角田氏 「あきらめず戦う日医に作り変えなければなりません」  そう訴え、自身への投票を呼び掛けたのは、日本医師会会長選挙に出馬した元副会長の松原謙二氏(大阪)だった。投開票日の直前、投票権のある日医代議員380人と予備代議員に文書を送った。  松原氏は「財務省は財政至上主義、厚生労働省は医療管理のために今回の(24年度)診療報酬改定を行ったが、一人ひとりの患者さんに合わせた医療を守れるのは医師会だけ」と強調した。  さらに松原氏は「今回の改定は一部に過度な負担をかけ、病院、診療所、各診療科を分断する偏ったものだった。医療現場を理解した、偏りのない改定が必要だ」と主張。「各地区の自民党の議員に、医療現場は怒っていることを伝えるため、今回の選挙で、なるべく多くの代議員の... 左から釜萢氏、茂松氏、松本氏、角田氏 「あきらめず戦う日医に作り変えなければなりません」  そう訴え、自身への投票を呼び掛けたのは、日本医師会会長選挙に出馬した元副会長の松原謙二氏(大阪)だった。投開票日の直前、投票権のある日医代議員380人と予備代議員に文書を送った。  松原氏は「財務省は財政至上主義、厚生労働省は医療管理のために今回の(24年度)診療報酬改定を行ったが、一人ひとりの患者さんに合わせた医療を守れるのは医師会だけ」と強調した。  さらに松原氏は「今回の改定は一部に過度な負担をかけ、病院、診療所、各診療科を分断する偏ったものだった。医療現場を理解した、偏りのない改定が必要だ」と主張。「各地区の自民党の議員に、医療現場は怒っていることを伝えるため、今回の選挙で、なるべく多くの代議員の先

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