医薬経済オンライン

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アフターコロナを生き抜くMR像

「患者さんのために……」スローガン浸透作戦①

第36回 MRモチベーションのアップは存在意義の再確認

株式会社ピグマリオン代表取締役社長 柏惠子

2024年7月1日号

 私は、人材育成コンサルタントであり、研修講師である。業界外のいわば部外者でありながら、製薬会社のMR研修に日々関わっている。  以前、今年の年間受講者数は5000人を超えると話したことがあるが、今年はもうひとつの専門である経営理念の浸透に関する書籍を出版したこともあり、今年の研修受講者は1万人を超えそうな勢いである。  経営理念系の仕事では、パーパス(存在意義)やミッションなどのいわゆる経営理念だけでなく、チームのビジョンやバリューの浸透をサポートすることもしばしばである。  前回6月1日のコラムでは、製薬会社各社は、「患者さん中心」「患者さんのために……」「Patient Centric」「Patient Centricity」を例示し、大変失礼ながら、各社似通った方向性のスローガンを掲げており、かつ、それはなかなか浸透しない現実について解説し...  私は、人材育成コンサルタントであり、研修講師である。業界外のいわば部外者でありながら、製薬会社のMR研修に日々関わっている。  以前、今年の年間受講者数は5000人を超えると話したことがあるが、今年はもうひとつの専門である経営理念の浸透に関する書籍を出版したこともあり、今年の研修受講者は1万人を超えそうな勢いである。  経営理念系の仕事では、パーパス(存在意義)やミッションなどのいわゆる経営理念だけでなく、チームのビジョンやバリューの浸透をサポートすることもしばしばである。  前回6月1日のコラムでは、製薬会社各社は、「患者さん中心」「患者さんのために……」「Patient Centric」「Patient Centricity」を例示し、大変失礼ながら、各社似通った方向性のスローガンを掲げており、かつ、それはなかなか浸透しない現実について解説した

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