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2024年7月1日号

肝疾患治療薬で新たな知見、欧州学会で続々発表  欧州肝臓学会(EASL)の国際肝臓会議が6月5〜8日にイタリア・ミラノで開催された。EASLは肝臓病の知見をシェアする世界最大級の学会として知られ、今年も各社が最新のデータを発表した。 開発が順調なPBC薬  米ギリアド・サイエンシズは、希少肝疾患である原発性胆汁性胆管炎(PBC)治療薬「セラデルパー」の長期的な有効性と安全性を示す新たなデータを報告した。ASSURE試験の2年データは、PPARδ作動薬によって、PBCで最も衰弱させる「かゆみ(そう痒症)」が臨床的に意味のある減少を示しただけでなく、疾患のバイオマーカーにおいて迅速かつ持続的な改善を示した。  セラデルパーは肝硬変のない成人PBC患者、または肝硬変を代償した成人PBC患者であって、ウルソデオキシコール酸(UDCA)による標... 肝疾患治療薬で新たな知見、欧州学会で続々発表  欧州肝臓学会(EASL)の国際肝臓会議が6月5〜8日にイタリア・ミラノで開催された。EASLは肝臓病の知見をシェアする世界最大級の学会として知られ、今年も各社が最新のデータを発表した。 開発が順調なPBC薬  米ギリアド・サイエンシズは、希少肝疾患である原発性胆汁性胆管炎(PBC)治療薬「セラデルパー」の長期的な有効性と安全性を示す新たなデータを報告した。ASSURE試験の2年データは、PPARδ作動薬によって、PBCで最も衰弱させる「かゆみ(そう痒症)」が臨床的に意味のある減少を示しただけでなく、疾患のバイオマーカーにおいて迅速かつ持続的な改善を示した。  セラデルパーは肝硬変のない成人PBC患者、または肝硬変を代償した成人PBC患者であって、ウルソデオキシコール酸(UDCA)による標準的

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