業界注視「ポスト城」で名が上がる2人の官僚
重み増す医薬品開発と製薬産業振興
2024年7月15日号
今年も夏の霞が関の幹部人事が終わった。事務方トップである次官が交代したのは、財務省や総務省、農林水産省などだ。どの省庁も概ね予想を覆すようなことはなく、総務省で初の技術系出身の次官が誕生したことは耳目を集めたが、特段サプライズのない夏だったといえよう。
厚生労働省も7月5日付での幹部人事を先月末に発表した。大島一博次官が退任し、伊原和人保険局長が就く。前評判通りの人事だ。医政局長には女性初となる森光敬子危機管理・医務技術総括審議官を起用する。田中誠二厚生労働審議官、迫井正深医務技監といった次官級は留任。一時は子ども家庭庁長官への就任も取り沙汰されていた大坪寛子健康・生活衛生局長も留任だった。
城克文医薬局長も2年目に突入。内山博之医薬産業振興・医療情報審議官も変わらなかった。とくに製薬産業のことに通じた城氏の続投...
今年も夏の霞が関の幹部人事が終わった。事務方トップである次官が交代したのは、財務省や総務省、農林水産省などだ。どの省庁も概ね予想を覆すようなことはなく、総務省で初の技術系出身の次官が誕生したことは耳目を集めたが、特段サプライズのない夏だったといえよう。
厚生労働省も7月5日付での幹部人事を先月末に発表した。大島一博次官が退任し、伊原和人保険局長が就く。前評判通りの人事だ。医政局長には女性初となる森光敬子危機管理・医務技術総括審議官を起用する。田中誠二厚生労働審議官、迫井正深医務技監といった次官級は留任。一時は子ども家庭庁長官への就任も取り沙汰されていた大坪寛子健康・生活衛生局長も留任だった。
城克文医薬局長も2年目に突入。内山博之医薬産業振興・医療情報審議官も変わらなかった。とくに製薬産業のことに通じた城氏の続投に
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録