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2024年7月15日号

血液がん治療の最新データ、EHAで続々発表  欧州血液学会(EHA)は6月13〜16日、スペイン・マドリードで年次総会を開催した。世界各国から血液疾患研究の第一人者や製薬企業が集まり、最新治療法や新薬研究の成果を示した。 全治療歴少ない患者を対象  スイス・ロシュは、第Ⅲ相試験中のCD20xCD3二重特異性抗体「コルムビ」の最新の長期全生存期間(OS)データについて、再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対する早期治療で統計学的に有意かつ臨床的に意味のある有効性を確認したと発表した。同社は4月、コルムビと化学療法の併用療法が「リツキサン/マブセラ/化学療法」の併用療法と比較し、主要評価項目のOSの改善を示すトップラインデータを報告していた。  今回発表のさらなる好結果は、早期治療への適応追加をめざすロ... 血液がん治療の最新データ、EHAで続々発表  欧州血液学会(EHA)は6月13〜16日、スペイン・マドリードで年次総会を開催した。世界各国から血液疾患研究の第一人者や製薬企業が集まり、最新治療法や新薬研究の成果を示した。 全治療歴少ない患者を対象  スイス・ロシュは、第Ⅲ相試験中のCD20xCD3二重特異性抗体「コルムビ」の最新の長期全生存期間(OS)データについて、再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対する早期治療で統計学的に有意かつ臨床的に意味のある有効性を確認したと発表した。同社は4月、コルムビと化学療法の併用療法が「リツキサン/マブセラ/化学療法」の併用療法と比較し、主要評価項目のOSの改善を示すトップラインデータを報告していた。  今回発表のさらなる好結果は、早期治療への適応追加をめざすロシ

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