ヘルスケア×トレンド 持続可能性を探る
病床別ディテールに法則はあるか
ヘルスケア×トレンド 持続可能性を探る55
エス・マックス株式会社 ディレクター 薬剤師 三上彰貴子
2024年8月1日号
この原稿に取り掛かるときにアマゾンの調剤事業参入のニュースが飛び込んできた。アマゾンの取り組みは筆者が米国にいた4年ほど前からウォッチしていたが、日本では、オンライン診療による電子処方箋で対応するようである。
米国にいた5〜6年前でも、かかりつけ薬局(筆者のように赴任して存在しない場合は希望する薬局)に処方の電子データを送り、患者は希望した薬局で受け取る。医師は処方データ入力時に、かかりつけ薬局の調剤データをチェックし、他院からの処方状況なども踏まえて、重複しないように患者と相談しながら処方する。「重複」は日本と異なり、重複服用が危ないというよりは、保険会社から保険が下りない、というほうがしっくりくるような確認の仕方だった。
その後、薬局に薬を取りに行く際にも、加入保険会社に支払方法を確認され、服薬指導など皆無の...
この原稿に取り掛かるときにアマゾンの調剤事業参入のニュースが飛び込んできた。アマゾンの取り組みは筆者が米国にいた4年ほど前からウォッチしていたが、日本では、オンライン診療による電子処方箋で対応するようである。
米国にいた5〜6年前でも、かかりつけ薬局(筆者のように赴任して存在しない場合は希望する薬局)に処方の電子データを送り、患者は希望した薬局で受け取る。医師は処方データ入力時に、かかりつけ薬局の調剤データをチェックし、他院からの処方状況なども踏まえて、重複しないように患者と相談しながら処方する。「重複」は日本と異なり、重複服用が危ないというよりは、保険会社から保険が下りない、というほうがしっくりくるような確認の仕方だった。
その後、薬局に薬を取りに行く際にも、加入保険会社に支払方法を確認され、服薬指導など皆無の状
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録