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疼痛治療マップとアピアランスケア

第138回 日本がんサポーティブケア学会に参加して得た考察②

ジョージメイスン大学大学院(バージニア州)パブリックヘルス専攻  堀玲子

2024年8月15日号

 5月にさいたま市で行われた日本がんサポーティブケア学会の第9回学術集会に参加した。前回に引き続き、ここで得た知見を紹介したい。  国立がん研究センターが設置した日本革新的がん研究支援室(PRIMO)は日本医療研究開発機構(AMED)の革新的がん医療実用化研究事業をサポートするかたちで治療開発マップ(成人・小児の固形腫瘍、血液腫瘍、高齢者悪性腫瘍)に取り組んでいる。治療開発マップは「ステージ別」の標準治療や「実施中」「計画中」の臨床試験のマッピングを行い、網羅的に支援している。  今回の学会ではサポーティブケアのカテゴリーとして新しく加わったがん疼痛、がん治療関連疼痛に関して治療マップの発表があった。治療マップによりがん疼痛に関する治療薬や治療法の開発動向が可視化され、患者や医療者にもわかりやすいものになることが示唆された。が...  5月にさいたま市で行われた日本がんサポーティブケア学会の第9回学術集会に参加した。前回に引き続き、ここで得た知見を紹介したい。  国立がん研究センターが設置した日本革新的がん研究支援室(PRIMO)は日本医療研究開発機構(AMED)の革新的がん医療実用化研究事業をサポートするかたちで治療開発マップ(成人・小児の固形腫瘍、血液腫瘍、高齢者悪性腫瘍)に取り組んでいる。治療開発マップは「ステージ別」の標準治療や「実施中」「計画中」の臨床試験のマッピングを行い、網羅的に支援している。  今回の学会ではサポーティブケアのカテゴリーとして新しく加わったがん疼痛、がん治療関連疼痛に関して治療マップの発表があった。治療マップによりがん疼痛に関する治療薬や治療法の開発動向が可視化され、患者や医療者にもわかりやすいものになることが示唆された。がん

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