医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

一筆入魂

総裁選のキングメーカー、実は沖縄では“嫌われ者”

「魂の飢餓感」の歴史を直視せず辺野古強行

ノンフィクション作家 辰濃哲郎

2024年9月1日号

 女性タレントに「おじさんの箱詰め」と揶揄されながら、自民党総裁選の鍔迫り合いがたけなわだ。  つい最近の裏金問題で、パーティー券購入者の公開に厳しい基準を課そうとした岸田文雄首相にブーイングを浴びせた自民党の面々が、自ら総裁選に出馬するとなると、一斉に政治改革を唱えるのは興ざめだ。その舞台裏で注目されているのが、麻生太郎、菅義偉両元首相の駆け引きだ。  岸田首相の続投を容認する構えをみせていた麻生氏は派閥内の河野太郎デジタル相を推す気配だが、若手の一部は小林鷹之前経済安全保障担当相への支援に回る。かつての派閥中心の総裁選とは様変わりを見せているが、その麻生氏とキングメーカーを競うのは菅氏だ。  かつては小泉進次郎元環境相と石破茂元幹事長に河野氏を加えた小石河連合を主導していた菅氏だが、今回は側近の小泉氏...  女性タレントに「おじさんの箱詰め」と揶揄されながら、自民党総裁選の鍔迫り合いがたけなわだ。  つい最近の裏金問題で、パーティー券購入者の公開に厳しい基準を課そうとした岸田文雄首相にブーイングを浴びせた自民党の面々が、自ら総裁選に出馬するとなると、一斉に政治改革を唱えるのは興ざめだ。その舞台裏で注目されているのが、麻生太郎、菅義偉両元首相の駆け引きだ。  岸田首相の続投を容認する構えをみせていた麻生氏は派閥内の河野太郎デジタル相を推す気配だが、若手の一部は小林鷹之前経済安全保障担当相への支援に回る。かつての派閥中心の総裁選とは様変わりを見せているが、その麻生氏とキングメーカーを競うのは菅氏だ。  かつては小泉進次郎元環境相と石破茂元幹事長に河野氏を加えた小石河連合を主導していた菅氏だが、今回は側近の小泉氏を

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence