薬価キーワード ざっくり解説!
【特別編その17】長期収載品の選定療養②
第47回 「ほぼすべての長期収載品」が対象
2024年9月1日号
10月から始まる「長期収載品の選定療養」では、どういった品目が対象になるのか。端的に言えば「ほぼすべての長期収載品が対象」ということになる。4月段階で、厚生労働省が示した対象品目は計1095品目に上った。
厚労省は対象品目の範囲について、次のように説明している。
・長期収載品の薬価ルールでは「後発品上市後5年」から段階的に薬価を引き下げている。この点を参考に、後発品上市後5年を経過した長期収載品は選定療養の対象とする。ただし、置換率が極めて低い場合(1%未満)は、市場に後発品がほぼ存在しない場合と見做して対象外とする。
・また後発品上市後5年を経過していなくても、置換率が50%に達している場合には、後発品の選択が一般的に可能な状態となっていると考えられることから、選定療養の対象とする。
こうした考え方...
10月から始まる「長期収載品の選定療養」では、どういった品目が対象になるのか。端的に言えば「ほぼすべての長期収載品が対象」ということになる。4月段階で、厚生労働省が示した対象品目は計1095品目に上った。
厚労省は対象品目の範囲について、次のように説明している。
・長期収載品の薬価ルールでは「後発品上市後5年」から段階的に薬価を引き下げている。この点を参考に、後発品上市後5年を経過した長期収載品は選定療養の対象とする。ただし、置換率が極めて低い場合(1%未満)は、市場に後発品がほぼ存在しない場合と見做して対象外とする。
・また後発品上市後5年を経過していなくても、置換率が50%に達している場合には、後発品の選択が一般的に可能な状態となっていると考えられることから、選定療養の対象とする。
こうした考え方に
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録