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性交なき子づくり「シリンジ法」

2024年9月1日号

 夫婦が子どもを持ちたいと思った時、当然行われてきたのは愛する2人の肉体交渉。精子と卵子がうまくめぐり合うことで子を授かり人類は栄えてきた。この仕組みは営々と変わることなく続いてきたが、近代社会になっていわゆる“妊活”の苦悩登場により子づくりの形態が徐々に変化しつつある。 その1つに「シリンジ法」(注射器、先端は柔らか)が登場、静かにブーム化している。 これまで神世の時代から営々と行われてきた肉体交渉を行わずに、別途絞り取った精液を機械的に膣内に注入する。なんとも味気ない。 このきっかけはいろいろあろうが、共働き時代の到来等が挙げられよう。平均初婚年齢が男性31歳、女性29歳を越え、子づくりを30歳代半ばで考える晩婚化、晩産化が加速化している昨今、人工授精や体外授精、顕微授精などの高額な不妊治療と比較すると、通常のセックスと同じ確率で妊活できるこ...  夫婦が子どもを持ちたいと思った時、当然行われてきたのは愛する2人の肉体交渉。精子と卵子がうまくめぐり合うことで子を授かり人類は栄えてきた。この仕組みは営々と変わることなく続いてきたが、近代社会になっていわゆる“妊活”の苦悩登場により子づくりの形態が徐々に変化しつつある。 その1つに「シリンジ法」(注射器、先端は柔らか)が登場、静かにブーム化している。 これまで神世の時代から営々と行われてきた肉体交渉を行わずに、別途絞り取った精液を機械的に膣内に注入する。なんとも味気ない。 このきっかけはいろいろあろうが、共働き時代の到来等が挙げられよう。平均初婚年齢が男性31歳、女性29歳を越え、子づくりを30歳代半ばで考える晩婚化、晩産化が加速化している昨今、人工授精や体外授精、顕微授精などの高額な不妊治療と比較すると、通常のセックスと同じ確率で妊活できるこのタ

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