医薬経済オンライン

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「短期収益確保」策はどこにあるアマゾンファーマシー

日本で話題となっている「本当に脅威」は正しいか

2024年9月15日号

 24年7月23日、アマゾンは日本で薬局でのオンライン服薬指導から処方薬の配送までを利用できるサービス「アマゾンファーマシー」を開始した。米国のように自ら調剤薬局を開設するのではなく、調剤薬局を展開する9社約2500店舗と提携するというかたちでの出発だった。  利用の流れは、患者は電子処方箋に対応している医療機関で受診後、医師から電子処方箋の発行を受け、アマゾンファーマシーの服薬指導を利用し、予約した場所で処方薬を受け取れる。また、メドレーが提供する患者向け医療アプリ「CLINICS」(クリニクス)とも連携、CLINICSを導入している医療機関でオンライン診療を受けた後、アマゾンファーマシーのサービスを利用することも可能である。  アマゾンらしい取り組みとしては、慢性疾患などで定期的に処方薬を必要としている患者や花粉症で外出を避けたい患者...  24年7月23日、アマゾンは日本で薬局でのオンライン服薬指導から処方薬の配送までを利用できるサービス「アマゾンファーマシー」を開始した。米国のように自ら調剤薬局を開設するのではなく、調剤薬局を展開する9社約2500店舗と提携するというかたちでの出発だった。  利用の流れは、患者は電子処方箋に対応している医療機関で受診後、医師から電子処方箋の発行を受け、アマゾンファーマシーの服薬指導を利用し、予約した場所で処方薬を受け取れる。また、メドレーが提供する患者向け医療アプリ「CLINICS」(クリニクス)とも連携、CLINICSを導入している医療機関でオンライン診療を受けた後、アマゾンファーマシーのサービスを利用することも可能である。  アマゾンらしい取り組みとしては、慢性疾患などで定期的に処方薬を必要としている患者や花粉症で外出を避けたい患者、移

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