スマートホスピタル 医療DXの潮流
藤田医科大学ロボティックスマートホーム
第6回 在宅ケア×ロボットの可能性
熊田梨恵
2024年9月15日号
今回は病院を出て、国内でも珍しい在宅支援にロボットなどの先進機器を活用する取り組みについてお伝えする。800人を超えるスタッフを抱える、国内最大規模のリハビリテーション部門を持つ藤田医科大学ならではの先駆的な取り組みだ。
◇ ◇ ◇
「ブラインドを上げて」。そう手のひらサイズの小型ロボットに話しかけると、部屋のブラインドが上がる。
愛知県豊明市の豊明団地内に、藤田医科大が高齢者の在宅生活をサポートするためのロボットなどの先進機器の実証実験を行う「ロボティックスマートホーム(RSH)」がある。RSHでは、高齢者が安心して安全、快適に生活できるように、移動や乗り移りを支援するロボット、IoT連携などを活用した生活支援ロボット、居住者の負担なく行動を測ることができるセンサーなどさまざまな支援機器を開発...
今回は病院を出て、国内でも珍しい在宅支援にロボットなどの先進機器を活用する取り組みについてお伝えする。800人を超えるスタッフを抱える、国内最大規模のリハビリテーション部門を持つ藤田医科大学ならではの先駆的な取り組みだ。
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「ブラインドを上げて」。そう手のひらサイズの小型ロボットに話しかけると、部屋のブラインドが上がる。
愛知県豊明市の豊明団地内に、藤田医科大が高齢者の在宅生活をサポートするためのロボットなどの先進機器の実証実験を行う「ロボティックスマートホーム(RSH)」がある。RSHでは、高齢者が安心して安全、快適に生活できるように、移動や乗り移りを支援するロボット、IoT連携などを活用した生活支援ロボット、居住者の負担なく行動を測ることができるセンサーなどさまざまな支援機器を開発し、
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