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巻頭言

持続可能な製薬会社に向けて、M&Aも視野に入れる

中村慎吾・ウェリタス・イン・シリコ(VIS)社長

2024年10月1日号

——2月に東京証券取引所グロース市場に上場してから半年ちょっと過ぎました。 中村 上場時には時価総額157億円をつけたが、9月下旬時点では70億〜80億円に止まっており、決して満足していない。まず時価総額300億円にまで引き上げたい。  これまで独自の創薬プラットフォーム(PF)「ibVIS」によるPF型事業モデルを打ち出してきたが、上場後、持続可能な成長を通じて、継続的に社会に貢献する製薬会社になるとの理念の下、自社パイプラインも創出する“ハイブリッド型”への転換を図っている。日本の個人投資家は、将来価値よりも現時点で黒字かどうかで判断することが多い。しかし、自社パイプラインを抱えると、積極的な投資が欠かせず、黒字幅が限定される。とはいえ、自社パイプラインを持つことで共同研究が進みやすくなるといった良い影響がPF事業に... ——2月に東京証券取引所グロース市場に上場してから半年ちょっと過ぎました。 中村 上場時には時価総額157億円をつけたが、9月下旬時点では70億〜80億円に止まっており、決して満足していない。まず時価総額300億円にまで引き上げたい。  これまで独自の創薬プラットフォーム(PF)「ibVIS」によるPF型事業モデルを打ち出してきたが、上場後、持続可能な成長を通じて、継続的に社会に貢献する製薬会社になるとの理念の下、自社パイプラインも創出する“ハイブリッド型”への転換を図っている。日本の個人投資家は、将来価値よりも現時点で黒字かどうかで判断することが多い。しかし、自社パイプラインを抱えると、積極的な投資が欠かせず、黒字幅が限定される。とはいえ、自社パイプラインを持つことで共同研究が進みやすくなるといった良い影響がPF事業にも

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