上昌広の日本医療の診立て
タバコメーカーと日本の研究者の癒着の深刻度
第49回 海外メディアが批判するも日本の大手メデイアが黙殺する異常事態
医療ガバナンス研究所理事長
2024年10月1日号
私は毎朝起きると全国紙5紙、地方紙3紙(東京新聞、神戸新聞、福島民友)、英字メディア(ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ロイター)に目を通すことにしている。
このような習慣を続けて15年ほどが経つ。痛感するのは、日本のマスコミの劣化である。日本経済新聞を除くと、政府関連の記事が多く、どこも内容は似たり寄ったりだ。英字メディアの記事が、世界を視野に構成されているのとは対照的である。全国紙が国内の読者を念頭に置いているのに対し、英字紙は経済成長が著しいアジアなどの読者獲得をめざしているためだろう。
記事が面白くなければ、読者は減る。読者が減れば、経費節減のために記者を減らす。ますます記事は面白くなくなる。全国紙は悪循環を繰り返している。早晩、日本からなくなるだろう。メディアが力をなくせば、民主...
私は毎朝起きると全国紙5紙、地方紙3紙(東京新聞、神戸新聞、福島民友)、英字メディア(ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ロイター)に目を通すことにしている。
このような習慣を続けて15年ほどが経つ。痛感するのは、日本のマスコミの劣化である。日本経済新聞を除くと、政府関連の記事が多く、どこも内容は似たり寄ったりだ。英字メディアの記事が、世界を視野に構成されているのとは対照的である。全国紙が国内の読者を念頭に置いているのに対し、英字紙は経済成長が著しいアジアなどの読者獲得をめざしているためだろう。
記事が面白くなければ、読者は減る。読者が減れば、経費節減のために記者を減らす。ますます記事は面白くなくなる。全国紙は悪循環を繰り返している。早晩、日本からなくなるだろう。メディアが力をなくせば、民主主義
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