「初入閣」福岡厚労相の多難な前途
石破政権での抜擢は吉凶どちらに?
2024年10月15日号
「短命で終わる。(25年7月の)参院選まで持たないだろう」
就任早々の「言行不一致」で低空飛行を続ける石破茂政権に対して、自民党内からそんな冷ややかな声が漏れる。それほど、党内の主流派と非主流派の間に、大きな亀裂が生じている。
総裁選に出馬した9候補のうち、石破政権で入閣したのは官房長官続投となった林芳正氏と、財務相に起用された加藤勝信氏の2人。とくに加藤氏は、1回目の投票で9候補中最下位に沈んだにもかかわらず、古巣(財務省)の大臣ポストを手にした格好だ。
加藤氏の国会議員票は16票にとどまり、推薦人の20人すら下回った。加藤氏自身の1票、SNSを通じて加藤氏に投票したと明かした推薦人以外の1票(青山繁晴氏)を含めると、推薦人のうち6人が加藤氏に票を投じなかったことになる。最終盤に決選投票進出をかけ、上...
「短命で終わる。(25年7月の)参院選まで持たないだろう」
就任早々の「言行不一致」で低空飛行を続ける石破茂政権に対して、自民党内からそんな冷ややかな声が漏れる。それほど、党内の主流派と非主流派の間に、大きな亀裂が生じている。
総裁選に出馬した9候補のうち、石破政権で入閣したのは官房長官続投となった林芳正氏と、財務相に起用された加藤勝信氏の2人。とくに加藤氏は、1回目の投票で9候補中最下位に沈んだにもかかわらず、古巣(財務省)の大臣ポストを手にした格好だ。
加藤氏の国会議員票は16票にとどまり、推薦人の20人すら下回った。加藤氏自身の1票、SNSを通じて加藤氏に投票したと明かした推薦人以外の1票(青山繁晴氏)を含めると、推薦人のうち6人が加藤氏に票を投じなかったことになる。最終盤に決選投票進出をかけ、上位3
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録