スマートホスピタル 医療DXの潮流
藤田医科大学×川崎重工
第7回 薬剤・検体配送にロボット活用を実現
熊田梨恵
2024年10月15日号
国内最大の病床数を誇る藤田医科大学病院(愛知県豊明市、1376床)は、医療従事者の働き方改革に伴う業務効率化を進めるため、川崎重工業との産学連携により配送ロボットを導入した。それまで薬剤や検体などを運んでいたスタッフ3人分の業務を1台のロボットが担えるようになり、スタッフが病棟の業務に専念できる環境が整備されつつある。医療現場に適したロボットを導入することで、人手不足の解消や業務効率化につなげる注目の取り組みだ。
エレベーターを制御してフロア間を移動し、人との相乗りを実現した配送ロボットFORRO(写真提供=藤田医科大学)
配送ロボット「FORRO」は21年のプロジェクト開始後、4回の実証実験を経て、今年4月から正式導入された。現在は3台のFORROが病棟やER、検査室や薬剤部などを往来して配送業務を行っている。FORROは国内の医療...
国内最大の病床数を誇る藤田医科大学病院(愛知県豊明市、1376床)は、医療従事者の働き方改革に伴う業務効率化を進めるため、川崎重工業との産学連携により配送ロボットを導入した。それまで薬剤や検体などを運んでいたスタッフ3人分の業務を1台のロボットが担えるようになり、スタッフが病棟の業務に専念できる環境が整備されつつある。医療現場に適したロボットを導入することで、人手不足の解消や業務効率化につなげる注目の取り組みだ。
エレベーターを制御してフロア間を移動し、人との相乗りを実現した配送ロボットFORRO(写真提供=藤田医科大学)
配送ロボット「FORRO」は21年のプロジェクト開始後、4回の実証実験を経て、今年4月から正式導入された。現在は3台のFORROが病棟やER、検査室や薬剤部などを往来して配送業務を行っている。FORROは国内の医療機
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録