医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

Current Issues

Current Issues

肺がんや肝臓がんの治験に光明さす

2024年10月15日号

 欧州臨床腫瘍学会(ESMO)が9月13〜17日の5日間、スペイン・バルセロナで開催された。世界のがん研究者などが集結し、最先端のがん新薬や治療法の研究成果について意見を交わした。ESMOは毎年、専門家の発表だけにとどまらず、がん医療の課題とその解決策に取り組む基調講演や教育機会も同時に提供している。 ライブリバント併用療法が好結果  米ジョンソン&ジョンソンは、「ライブリバント」併用療法が成人の肺がん患者で良好な全生存期間(OS)の傾向を示す新たな第Ⅲ相試験データを発表した。このMARIPOSA—2試験は、上皮成長因子受容体(EGFR)エクソン19欠失(ex19del)またはL858R置換変異を有する前治療歴のある非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象に、化学療法と並行してEGFRxMET二重特異抗体を評価したもの。  結果は、ライブリバントと化学療法を併用し...  欧州臨床腫瘍学会(ESMO)が9月13〜17日の5日間、スペイン・バルセロナで開催された。世界のがん研究者などが集結し、最先端のがん新薬や治療法の研究成果について意見を交わした。ESMOは毎年、専門家の発表だけにとどまらず、がん医療の課題とその解決策に取り組む基調講演や教育機会も同時に提供している。 ライブリバント併用療法が好結果  米ジョンソン&ジョンソンは、「ライブリバント」併用療法が成人の肺がん患者で良好な全生存期間(OS)の傾向を示す新たな第Ⅲ相試験データを発表した。このMARIPOSA—2試験は、上皮成長因子受容体(EGFR)エクソン19欠失(ex19del)またはL858R置換変異を有する前治療歴のある非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象に、化学療法と並行してEGFRxMET二重特異抗体を評価したもの。  結果は、ライブリバントと化学療法を併用した

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence