薬価キーワード ざっくり解説!
薬価の「毎年改定論」
第51回 18年度抜本改革以前の議論は?
2024年11月1日号
本連載第31回〜第50回は「特別編」として、20回にわたって、24年度薬価制度改革に関するキーワードを網羅的に取り上げてきました。今回からは通常に戻りつつ、その時々でホットなキーワードについて解説していきます。
◇ ◇ ◇
25年度に薬価の中間年改定が行われれば、21・23年度に続き、3度目の実施となる。政府は6月の「骨太の方針2024」に「25年度薬価改定に関しては、イノベーションの推進、安定供給確保の必要性、物価上昇など取り巻く環境の変化を踏まえ、国民皆保険の持続可能性を考慮しながら、その在り方について検討する」と明記した。
16年12月の「4大臣合意」(官房長官、経済財政相、財務相、厚労相)に基づき、21・23年度の中間年改定が行われた。製薬業界は、物価高騰・賃金上昇などを踏まえて、25年度は中間年改定を...
本連載第31回〜第50回は「特別編」として、20回にわたって、24年度薬価制度改革に関するキーワードを網羅的に取り上げてきました。今回からは通常に戻りつつ、その時々でホットなキーワードについて解説していきます。
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25年度に薬価の中間年改定が行われれば、21・23年度に続き、3度目の実施となる。政府は6月の「骨太の方針2024」に「25年度薬価改定に関しては、イノベーションの推進、安定供給確保の必要性、物価上昇など取り巻く環境の変化を踏まえ、国民皆保険の持続可能性を考慮しながら、その在り方について検討する」と明記した。
16年12月の「4大臣合意」(官房長官、経済財政相、財務相、厚労相)に基づき、21・23年度の中間年改定が行われた。製薬業界は、物価高騰・賃金上昇などを踏まえて、25年度は中間年改定を「
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