ヘルスケア×トレンド 持続可能性を探る
米国に見る医療DXの「潮流」
ヘルスケア×トレンド 持続可能性を探る58
エス・マックス株式会社 ディレクター 薬剤師 三上彰貴子
2024年11月1日号
10月1日号で同日から始まった、患者が長期収載品(後発品のある先発品)を希望した場合、一定の追加負担が発生する選定療養費制度について、導入前の医療機関の混乱ぶりを記した。約1ヵ月が経ったが、現状を紹介したい。
まず、多くの調剤薬局で、長期収載品を希望し費用負担が増える可能性のある患者に対し、事前に紙の資料で説明をしたので、混乱はなかったようである。私は10月初旬に、「患者への説明や後発品の調達などで薬局の業務が煩雑化するから」との依頼を受け、複数の薬局のヘルプに入った。港区六本木や麻布周辺、中央区や千代田区などの薬局で、富裕層が住むとされる地域だ。私が受けた患者の差額は数十円〜1000円未満が多く、数百円の場合にはあまり変更インパクトがないように感じた。
差額を聞いて「そのくらいなら支払います」と長期収載品をそのまま希...
10月1日号で同日から始まった、患者が長期収載品(後発品のある先発品)を希望した場合、一定の追加負担が発生する選定療養費制度について、導入前の医療機関の混乱ぶりを記した。約1ヵ月が経ったが、現状を紹介したい。
まず、多くの調剤薬局で、長期収載品を希望し費用負担が増える可能性のある患者に対し、事前に紙の資料で説明をしたので、混乱はなかったようである。私は10月初旬に、「患者への説明や後発品の調達などで薬局の業務が煩雑化するから」との依頼を受け、複数の薬局のヘルプに入った。港区六本木や麻布周辺、中央区や千代田区などの薬局で、富裕層が住むとされる地域だ。私が受けた患者の差額は数十円〜1000円未満が多く、数百円の場合にはあまり変更インパクトがないように感じた。
差額を聞いて「そのくらいなら支払います」と長期収載品をそのまま希望す
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