日本の薬機規制 その批判的考察
大変革しかない薬機規制等
第53回 ―大きく変わらないと供給・創薬に大打撃―
元厚生労働省(薬系技官)津田重城
2024年12月1日号
まずは薬機規制の「宿痾」と厚生労働省及び検討会構成員の資質について。本当にこの辺でまともにならないと、世界の笑いものの規制になってしまうし、すでに立派な国際問題であろう。このような切口をまともな業界誌には期待したい。11月18日の「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」を報じた姉妹紙RISFAXの見出し「厚労省・会議 後発品4割超で製造実態に齟齬、モラルの低さに『衝撃』」であるが、私から言わせればこのような資料を出した日本製薬団体連合会とそれを強いた厚労省、発言をした座長や医師会・薬剤師会の構成員には、川上純一構成員(浜松医科大学医学部附属病院薬剤部教授・薬剤部長)を除いて、呆れを越えて深い失望を禁じ得ない。
まずは薬機規制の「宿痾」と厚生労働省及び検討会構成員の資質について。本当にこの辺でまともにならないと、世界の笑いものの規制になってしまうし、すでに立派な国際問題であろう。このような切口をまともな業界誌には期待したい。11月18日の「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」を報じた姉妹紙RISFAXの見出し「厚労省・会議 後発品4割超で製造実態に齟齬、モラルの低さに『衝撃』」であるが、私から言わせればこのような資料を出した日本製薬団体連合会とそれを強いた厚労省、発言をした座長や医師会・薬剤師会の構成員には、川上純一構成員(浜松医科大学医学部附属病院薬剤部教授・薬剤部長)を除いて、呆れを越えて深い失望を禁じ得ない。
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