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薬剤師DXと服薬フォローアップ

第143回 日本薬剤師会学術大会で得た知見②

ジョージメイスン大学大学院(バージニア州)パブリックヘルス専攻  堀玲子

2024年12月15日号

 前回11月15日号から薬剤師に期待される役割について、薬学生が自身の将来像を描けるよう具体的な取り組みを日本薬剤師会学術大会の発表をベースに紹介することになった。今回は、患者の服薬フォローアップにおけるDXの活用を見ていくことにする。  厚生労働省は「患者のための薬局ビジョン」(15年策定)をベースに、薬局薬剤師DXを推進している。例えば、電子処方箋システムをはじめとする医療情報基盤の整備によって、健康相談対応や要指導・OTC薬の販売時での活用、調剤後のフォローアップ、薬局外の場所でのオンライン服薬指導を可能にするとしている。  筆者自身は、リスクの高い対象患者に対し、DXを活用した調剤後の服薬フォローアップが有益と考えている。  前回11月15日号から薬剤師に期待される役割について、薬学生が自身の将来像を描けるよう具体的な取り組みを日本薬剤師会学術大会の発表をベースに紹介することになった。今回は、患者の服薬フォローアップにおけるDXの活用を見ていくことにする。  厚生労働省は「患者のための薬局ビジョン」(15年策定)をベースに、薬局薬剤師DXを推進している。例えば、電子処方箋システムをはじめとする医療情報基盤の整備によって、健康相談対応や要指導・OTC薬の販売時での活用、調剤後のフォローアップ、薬局外の場所でのオンライン服薬指導を可能にするとしている。  筆者自身は、リスクの高い対象患者に対し、DXを活用した調剤後の服薬フォローアップが有益と考えている。

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