医薬経済オンライン

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Patient Relations 患者会

新薬を開発して血液製剤の依存から脱却を

ギラン・バレー症候群 患者の会

2025年1月1日号

——患者会の設立の経緯や注力している活動を教えてください。 上田 私がギラン・バレー症候群にかかったのは、14年の年末でした。発症して2、3日で全身が動かなくなり、人工呼吸器を挿管するなど重症でした。15年に退院できましたが、体は動きませんでした。情報収集などのため、インターネットで調べても、患者など当事者が交流するコミュニティはありませんでした。ギラン・バレー症候群の発症率は毎年10万人に1人くらいですが、さらに人工呼吸器が必要な重症患者の発生率は100万人に1人くらいです。地域のコミュニティで話すのは不可能ですよね。  いまはソーシャルメディアが発達したこともあり、最初はFacebookのグループをつくってみました。そうしたら、たくさんの方が参加してくれました。それがきっかけで「患者会を始めようか」ということにな... ——患者会の設立の経緯や注力している活動を教えてください。 上田 私がギラン・バレー症候群にかかったのは、14年の年末でした。発症して2、3日で全身が動かなくなり、人工呼吸器を挿管するなど重症でした。15年に退院できましたが、体は動きませんでした。情報収集などのため、インターネットで調べても、患者など当事者が交流するコミュニティはありませんでした。ギラン・バレー症候群の発症率は毎年10万人に1人くらいですが、さらに人工呼吸器が必要な重症患者の発生率は100万人に1人くらいです。地域のコミュニティで話すのは不可能ですよね。  いまはソーシャルメディアが発達したこともあり、最初はFacebookのグループをつくってみました。そうしたら、たくさんの方が参加してくれました。それがきっかけで「患者会を始めようか」ということになり

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