医薬経済オンライン

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日薬・NPhAの「主体性」なき記者会見

OTC薬の乱用問題、「情報発信力」で差をつけるドラッグストア協会

2025年1月1日号

 OTC薬のオーバードーズ(OD、過量服薬)が社会問題になる中、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)が、メディア・広報戦略を強化する。ドラッグストアの薬剤師や登録販売者がOD患者の相談窓口になることを、一般向けに広報する方針だ。塚本厚志会長(マツキヨココカラ&カンパニー副社長)が24年12月に開いた会見で「ドラッグストアで専門家がいるので安心して相談して下さいというPRを何らかの形でしていきたい」と明らかにした。  OD問題をきっかけにドラッグストアや薬局の薬剤師には変革が求められている。これまでもOTC薬で専門家としての役割を担ってきたはずだが、お世辞にも購入者に積極的に声をかけ、悩みに十分に耳を傾けてきたとは言い難い。乱用者のOTC薬の購入先で最も多いのがドラッグストアや薬局であることは厚生労働省研究班の調査で判明済み。そこで協会は、薬剤師...  OTC薬のオーバードーズ(OD、過量服薬)が社会問題になる中、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)が、メディア・広報戦略を強化する。ドラッグストアの薬剤師や登録販売者がOD患者の相談窓口になることを、一般向けに広報する方針だ。塚本厚志会長(マツキヨココカラ&カンパニー副社長)が24年12月に開いた会見で「ドラッグストアで専門家がいるので安心して相談して下さいというPRを何らかの形でしていきたい」と明らかにした。  OD問題をきっかけにドラッグストアや薬局の薬剤師には変革が求められている。これまでもOTC薬で専門家としての役割を担ってきたはずだが、お世辞にも購入者に積極的に声をかけ、悩みに十分に耳を傾けてきたとは言い難い。乱用者のOTC薬の購入先で最も多いのがドラッグストアや薬局であることは厚生労働省研究班の調査で判明済み。そこで協会は、薬剤師が

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