そこが知りたい はい、いでがわですが
生きるために「闘う」
がん患者団体活動の軌跡患者団体代表に聞く(上)
ジャーナリスト 出河雅彦
前回まで、前立腺がんの小線源治療で卓越した治療成績を上げ、全国から患者を集めていた滋賀医科大学医学部附属病院の岡本圭生医師が、治療経験のない別の医師に同じ治療をさせようとした同大泌尿器科学講座教授の計画を阻止したことをきっかけに起きたさまざまな出来事や岡本医師の治療継続を求めた「滋賀医科大学前立腺癌小線源治療患者会」(以下、「患者会」)の活動を振り返ってきた。
患者会の目標であった滋賀医大病院での岡本医師の治療継続は実現できず、岡本医師は2019年末で滋賀医大を去った。その後、京都府内の病院勤務を経て、24年4月に大阪市内で開業し、いまも小線源治療を続けている。
そこで患者会活動の中心メンバーであり、NPO法人腺友倶楽部(前立腺がん患者・家族の会)副理事長である安江博さん(75)=茨城県土浦市在住=にインタビューし、患者...
前回まで、前立腺がんの小線源治療で卓越した治療成績を上げ、全国から患者を集めていた滋賀医科大学医学部附属病院の岡本圭生医師が、治療経験のない別の医師に同じ治療をさせようとした同大泌尿器科学講座教授の計画を阻止したことをきっかけに起きたさまざまな出来事や岡本医師の治療継続を求めた「滋賀医科大学前立腺癌小線源治療患者会」(以下、「患者会」)の活動を振り返ってきた。
患者会の目標であった滋賀医大病院での岡本医師の治療継続は実現できず、岡本医師は2019年末で滋賀医大を去った。その後、京都府内の病院勤務を経て、24年4月に大阪市内で開業し、いまも小線源治療を続けている。
そこで患者会活動の中心メンバーであり、NPO法人腺友倶楽部(前立腺がん患者・家族の会)副理事長である安江博さん(75)=茨城県土浦市在住=にインタビューし、患者会活
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