四季あっての日本が二季に | 医薬経済オンライン

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四季あっての日本が二季に

2025年1月1日号

　気候は乱れに乱れ、この状況が続けば、「日本の四季は、二季へと変わってしまう」という衝撃的未来予想が気象専門学者から発表された。（三重大学・立花義裕教授）　つまり、夏と冬に比べ、春と秋が徐々に短縮し、ついには消滅、日本は夏冬の二季国へと大転換してしまうというのだ。　秋到来の10月になっても日本各地は多くの地点で最高気温が30度以上の真夏日を記録、待望の紅葉はずるずると後退、いつもの美景をゆっくり楽しむいと間も与えずに冬が来てしまう。冬全体でみると温暖化で昔より気温が高く積雪も少ない一方、だがひとたび寒気がやってくると猛烈に寒くドカ雪になるという。「春は花、夏はほととぎす、秋は月、冬雪冴えて涼しかりけり」（道元禅師）とうたわれ、なかでも春秋は丁度良い頃合いで、ふと旅に出たくなる最高に心地よい時期。それが消滅するなんてなんと不幸なことか。このま... 　気候は乱れに乱れ、この状況が続けば、「日本の四季は、二季へと変わってしまう」という衝撃的未来予想が気象専門学者から発表された。（三重大学・立花義裕教授）　つまり、夏と冬に比べ、春と秋が徐々に短縮し、ついには消滅、日本は夏冬の二季国へと大転換してしまうというのだ。　秋到来の10月になっても日本各地は多くの地点で最高気温が30度以上の真夏日を記録、待望の紅葉はずるずると後退、いつもの美景をゆっくり楽しむいと間も与えずに冬が来てしまう。冬全体でみると温暖化で昔より気温が高く積雪も少ない一方、だがひとたび寒気がやってくると猛烈に寒くドカ雪になるという。「春は花、夏はほととぎす、秋は月、冬雪冴えて涼しかりけり」（道元禅師）とうたわれ、なかでも春秋は丁度良い頃合いで、ふと旅に出たくなる最高に心地よい時期。それが消滅するなんてなんと不幸なことか。このまま続

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