石破「低姿勢」政権は結局いつまで持つか
野党は連立を拒否、党内は不満が充満
2025年1月15日号
野党への気遣いを絶やさない首相
衆院選で惨敗し、少数与党に陥った石破茂政権。昨年末の臨時国会を何とか乗り切り年を越せたのは、一枚岩になれない野党に救われたからだ。ただし7月20日の参院選を睨む野党は今後、敵対姿勢を強めてくる。片や自民党内は野党に譲歩を重ねる首相への不満が募り、静かに不穏な空気が流れている。政界では2025年度当初予算の成立を引き換えにしたトップの首のすげ替えが囁かれる。
昨年12月上旬、日本維新の会の前原誠司共同代表は石破首相に電話をかけ、要望を伝えた。
「12月11日の予算委員会で質問に立ちます。うちが提案している教育無償化に関する協議に前向きの答弁をお願いできませんか」
ともに鉄道オタク同士、気心は知れている。首相は同意し、森山裕幹事長ら自民党側に根回しておくことも約束した。...
野党への気遣いを絶やさない首相
衆院選で惨敗し、少数与党に陥った石破茂政権。昨年末の臨時国会を何とか乗り切り年を越せたのは、一枚岩になれない野党に救われたからだ。ただし7月20日の参院選を睨む野党は今後、敵対姿勢を強めてくる。片や自民党内は野党に譲歩を重ねる首相への不満が募り、静かに不穏な空気が流れている。政界では2025年度当初予算の成立を引き換えにしたトップの首のすげ替えが囁かれる。
昨年12月上旬、日本維新の会の前原誠司共同代表は石破首相に電話をかけ、要望を伝えた。
「12月11日の予算委員会で質問に立ちます。うちが提案している教育無償化に関する協議に前向きの答弁をお願いできませんか」
ともに鉄道オタク同士、気心は知れている。首相は同意し、森山裕幹事長ら自民党側に根回しておくことも約束した。
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録