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JR東京総合病院

第10回 チャット機能付きePROでがん医療の質向上へ

熊田梨恵

2025年1月15日号

 患者と医療者を繋ぐチャット機能を搭載した、国内でも珍しいePRO(電子患者日誌、PRO:Patient Reported Outcome)アプリの「シバサブロウJr.」をJR東京総合病院(新宿区、401床)が、がん患者向けに提供している。使用患者の100%が「医療者と繋がっている安心感がある」と答えており、抗がん剤治療による副作用の早期発見にも役立っている。ePROの普及には課題も多いが、今後のがんのサポーティブケアの標準となる可能性を秘めている。  患者が自身の健康状態や症状を、スマートフォンアプリなどを通じて医療者に報告するePROが広まっている。診療現場では、ePROの導入で症状管理が容易になり、QOL向上や症状悪化の抑制、生存期間の延長などの効果が報告されている。治験では患者のスマートフォンにアプリをインストールしてもらう場面も増えている。  患者と医療者を繋ぐチャット機能を搭載した、国内でも珍しいePRO(電子患者日誌、PRO:Patient Reported Outcome)アプリの「シバサブロウJr.」をJR東京総合病院(新宿区、401床)が、がん患者向けに提供している。使用患者の100%が「医療者と繋がっている安心感がある」と答えており、抗がん剤治療による副作用の早期発見にも役立っている。ePROの普及には課題も多いが、今後のがんのサポーティブケアの標準となる可能性を秘めている。  患者が自身の健康状態や症状を、スマートフォンアプリなどを通じて医療者に報告するePROが広まっている。診療現場では、ePROの導入で症状管理が容易になり、QOL向上や症状悪化の抑制、生存期間の延長などの効果が報告されている。治験では患者のスマートフォンにアプリをインストールしてもらう場面も増えている。

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