巻頭言
中間年改定はこれまでの延長線上、 個社ベースの成長機会に注目
植田晃然・ゴールドマン・サックス証券 投資調査部ヴァイス・プレジデント
2025年2月1日号
──衆院選後、国民民主党が薬価の中間年改定の廃止を主張しましたが、最終的には25年度も実施されます。どのように評価されていますか。
植田 改定対象品目とその条件が新薬創出・適応外薬解消等促進加算の有無、長期収載品、ジェネリックなどに細分化され、いくつか新しいメニューが入ったものの、基本的にはこれまで行われた薬価中間年改定の延長線上という印象を持っている。
ただ、長期収載品の比率の高いメーカーにはネガティブとなる可能性がある。新薬に関しては、ジェネリックが登場した新薬創出加算対象品の累積額の控除が1年前倒しで実施されるが、中長期では、そこまで大きな影響はないとみている。
ジェネリックは最低薬価の引き上げ、不採算品再算定が実施され、ポジティブではあるが、最低薬価の上昇幅は小さく、不採算品の再算定も...
──衆院選後、国民民主党が薬価の中間年改定の廃止を主張しましたが、最終的には25年度も実施されます。どのように評価されていますか。
植田 改定対象品目とその条件が新薬創出・適応外薬解消等促進加算の有無、長期収載品、ジェネリックなどに細分化され、いくつか新しいメニューが入ったものの、基本的にはこれまで行われた薬価中間年改定の延長線上という印象を持っている。
ただ、長期収載品の比率の高いメーカーにはネガティブとなる可能性がある。新薬に関しては、ジェネリックが登場した新薬創出加算対象品の累積額の控除が1年前倒しで実施されるが、中長期では、そこまで大きな影響はないとみている。
ジェネリックは最低薬価の引き上げ、不採算品再算定が実施され、ポジティブではあるが、最低薬価の上昇幅は小さく、不採算品の再算定も中
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録