医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

小児用薬、求められる評価手法の整備

「加算ラッシュ」で課題が浮き彫りに

2025年2月1日号

 25年度の薬価・中間年改定で初めて実施されるのは「医薬品カテゴリーごとの対象品目の設定」「新薬創出・適応外薬解消等促進加算の累積額控除(返還)」だけではない。既収載品の「薬価改定時の加算」も適用することになった。  改定時加算の対象品目は計21成分。そのうち半数以上の13成分を「小児適応の効能追加に係る加算」が占める。なかでも、ノバルティスファーマの「エンレスト錠」と、あすか製薬の「リフキシマ錠」は、それぞれ「加算率20%」という高い評価を受けた。  24年度薬価制度改革では、小児の効能・効果、用法・用量が明確で、小児加算の評価対象となり得る品目は、新薬創出加算の品目要件に追加することが決まった。さらに収載時の小児加算や改定時、市場拡大再算定時の加算について評価の充実を図った。  小児加算では、加算率自体は5〜20...  25年度の薬価・中間年改定で初めて実施されるのは「医薬品カテゴリーごとの対象品目の設定」「新薬創出・適応外薬解消等促進加算の累積額控除(返還)」だけではない。既収載品の「薬価改定時の加算」も適用することになった。  改定時加算の対象品目は計21成分。そのうち半数以上の13成分を「小児適応の効能追加に係る加算」が占める。なかでも、ノバルティスファーマの「エンレスト錠」と、あすか製薬の「リフキシマ錠」は、それぞれ「加算率20%」という高い評価を受けた。  24年度薬価制度改革では、小児の効能・効果、用法・用量が明確で、小児加算の評価対象となり得る品目は、新薬創出加算の品目要件に追加することが決まった。さらに収載時の小児加算や改定時、市場拡大再算定時の加算について評価の充実を図った。  小児加算では、加算率自体は5〜20%に

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence