医療創生大薬学部、20年で「廃止」の深刻度
成績優秀の学生を揃えても経営は力尽きる
2025年2月1日号
またひとつ薬学部が消える。正月気分が冷めやらぬ1月9日、福島県いわき市にある医療創生大学が「再来年(26年度)から薬学部生の募集を停止する」と発表した。一昨年、薬学部の募集停止を発表した岡山県姫路市の姫路獨協大学に続く2校目だ。実は、姫路獨協大学に続くのは、一昨年末に千葉県銚子市に公立化を要望したものの、市からは「自力運営を望む。公立化には2学部2学科のみで、薬学部の廃止が条件」と返答され、そのままの状況になっている千葉科学大学だろうと目されていた。だが、なんと、その前に医療創生大学のほうだったのだ。
医療創生大学は薬学部募集停止と同時に、看護学部と健康医療学部、心理学部を統合して総合医療学部に再編するが、薬学部募集停止の理由は地方大学に共通する定員割れだという。
ゴウ・アーチェン学長代行は記者会見で「薬学部は定員割...
またひとつ薬学部が消える。正月気分が冷めやらぬ1月9日、福島県いわき市にある医療創生大学が「再来年(26年度)から薬学部生の募集を停止する」と発表した。一昨年、薬学部の募集停止を発表した岡山県姫路市の姫路獨協大学に続く2校目だ。実は、姫路獨協大学に続くのは、一昨年末に千葉県銚子市に公立化を要望したものの、市からは「自力運営を望む。公立化には2学部2学科のみで、薬学部の廃止が条件」と返答され、そのままの状況になっている千葉科学大学だろうと目されていた。だが、なんと、その前に医療創生大学のほうだったのだ。
医療創生大学は薬学部募集停止と同時に、看護学部と健康医療学部、心理学部を統合して総合医療学部に再編するが、薬学部募集停止の理由は地方大学に共通する定員割れだという。
ゴウ・アーチェン学長代行は記者会見で「薬学部は定員割れ
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