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FDAの承認新薬は革新的で個性派揃い
2025年2月1日号
医学の進歩にとって革新的な治療法が数多く承認された24年は重要な年と記憶されるだろう。米国食品医薬品局(FDA)の医薬品評価研究センター(CDER)は、32の新規化学物質(NCE)と18の生物学的製剤(NBE)を含む合計50の新規分子物質(NME)を承認した。
24年にCDERが承認した新薬の数は23年と大きな差はなく、「ファースト・イン・クラス」(FIC)の数も基本的には同じであった。23年にCDERが承認したFIC薬は20品目で、新薬承認総数の36%を占めた。24年は22品目がFIC薬で、その割合は44%だった。低分子薬がほぼ半数(10品目)を占め、モノクローナル抗体5品目、二重特異性抗体3品目を含めた抗体医薬もイノベーションの大きな力となった。
疾患領域別に見ると、24年で最も多い領域はがん(28%)、次いで希少疾患(20%)となった。循環器・代謝性疾患、感染症、自己免...
医学の進歩にとって革新的な治療法が数多く承認された24年は重要な年と記憶されるだろう。米国食品医薬品局(FDA)の医薬品評価研究センター(CDER)は、32の新規化学物質(NCE)と18の生物学的製剤(NBE)を含む合計50の新規分子物質(NME)を承認した。
24年にCDERが承認した新薬の数は23年と大きな差はなく、「ファースト・イン・クラス」(FIC)の数も基本的には同じであった。23年にCDERが承認したFIC薬は20品目で、新薬承認総数の36%を占めた。24年は22品目がFIC薬で、その割合は44%だった。低分子薬がほぼ半数(10品目)を占め、モノクローナル抗体5品目、二重特異性抗体3品目を含めた抗体医薬もイノベーションの大きな力となった。
疾患領域別に見ると、24年で最も多い領域はがん(28%)、次いで希少疾患(20%)となった。循環器・代謝性疾患、感染症、自己免疫
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