巻頭言
伸び代ある日本市場、CDMO買収 生かして製薬のニーズ取り込む
石川 隆一・アジレント・テクノロジー株式会社 代表取締役社長
2025年2月15日号
——分析機器や関連サービスを手掛けるアジレントですが、グループ全体で製薬をはじめとしたライフサイエンス向けに力を注ぐ方針を打ち出しています。
石川 昨年11月にグローバルで組織再編し、「ライフサイエンス・診断市場グループ(LDG)」など3つに改めた。製薬などで構成するLDGは売上高の4割弱を占め、とりわけ「ファーマ&バイオファーマ」向けは今後5〜7%の伸びを見込んでいる。これまでは装置といったハードの提供が中心だったが、これからは「分析に関するすべて」を任せてもらえるようなサービスの拡充をめざしている。キーワードは自動化、デジタル化、ネットワーク化、リモート化。日本法人である当社も同様だ。
——日本市場をどう見ていますか。
石川 世界市場と比べると、ややトレンドが異なっている。例えば世界ではクロマト...
——分析機器や関連サービスを手掛けるアジレントですが、グループ全体で製薬をはじめとしたライフサイエンス向けに力を注ぐ方針を打ち出しています。
石川 昨年11月にグローバルで組織再編し、「ライフサイエンス・診断市場グループ(LDG)」など3つに改めた。製薬などで構成するLDGは売上高の4割弱を占め、とりわけ「ファーマ&バイオファーマ」向けは今後5〜7%の伸びを見込んでいる。これまでは装置といったハードの提供が中心だったが、これからは「分析に関するすべて」を任せてもらえるようなサービスの拡充をめざしている。キーワードは自動化、デジタル化、ネットワーク化、リモート化。日本法人である当社も同様だ。
——日本市場をどう見ていますか。
石川 世界市場と比べると、ややトレンドが異なっている。例えば世界ではクロマトグ
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