スマートホスピタル 医療DXの潮流
市立大町総合病院
第11回 -人材活用から始める医療DX:看護補助者の戦略的配置による業務改革-
熊田梨恵
2025年2月15日号
新潟県との県境に位置する長野県大町市は人口約5万6000人、高齢化率37.3%と全国平均を上回る少子高齢化が進む地域だ。この地で市立大町総合病院(一般99床、地域包括ケア48床、療養48床、感染4床)は、看護補助者の戦略的な配置により、看護師不足の解消と業務効率化を実現している。運営方針と運用体制を見直すことで、意識改革にもつながった好事例だ。この取り組みは、デジタル化以前の業務プロセス改革として、医療DXの基盤となる組織改革の重要性を示している。
同院の職員約500人のうち半数は看護部が占める。全国的な看護師不足の影響を受け、常勤看護師は一時期の160人から139人に減少。その対策として、看護業務の一部を看護補助者へタスクシフト・タスクシェアしている。特徴は、有資格者や高齢者、ダブルワーカーなど多様な人材の登用と、柔軟な働き方の実現だ。
新潟県との県境に位置する長野県大町市は人口約5万6000人、高齢化率37.3%と全国平均を上回る少子高齢化が進む地域だ。この地で市立大町総合病院(一般99床、地域包括ケア48床、療養48床、感染4床)は、看護補助者の戦略的な配置により、看護師不足の解消と業務効率化を実現している。運営方針と運用体制を見直すことで、意識改革にもつながった好事例だ。この取り組みは、デジタル化以前の業務プロセス改革として、医療DXの基盤となる組織改革の重要性を示している。
同院の職員約500人のうち半数は看護部が占める。全国的な看護師不足の影響を受け、常勤看護師は一時期の160人から139人に減少。その対策として、看護業務の一部を看護補助者へタスクシフト・タスクシェアしている。特徴は、有資格者や高齢者、ダブルワーカーなど多様な人材の登用と、柔軟な働き方の実現だ。
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