話題の焦点
風邪に解熱剤は 逆効果
2025年2月15日号
厳しい冬将軍の到来に負けて、発熱した、どうも風邪を引いてしまったらしい。こんな時によく見られる光景は解熱鎮痛剤の服用だ。だが、この一般的行動に敢えて異議を唱えたい。私は医療の仕事に携わるようになって、風邪による発熱と判断したケースでは薬を服まず休養、栄養を十分とって様子を見ることにし、今日まで無事乗り切ってきた。風邪による発熱は、その仕組みとして人間の体は、整体防御反応として自ら熱を発生させ体を守ろうとする働きのあることを知り、それを忠実に実行してきている。 長崎大学医学部小児科学教室の森内浩幸主任教授の発言で裏付ける。「私の息子の場合、小さい頃は40℃を超す熱を何度も出しましたが1度も解熱剤は使いませんでした。乳幼児の抗ヒスタミン薬投与は世界的に禁忌。鎮咳薬も弊害がある。咳も生体防御反応であり、抗菌薬は有害無益です」 いままさに医薬品の...
厳しい冬将軍の到来に負けて、発熱した、どうも風邪を引いてしまったらしい。こんな時によく見られる光景は解熱鎮痛剤の服用だ。だが、この一般的行動に敢えて異議を唱えたい。私は医療の仕事に携わるようになって、風邪による発熱と判断したケースでは薬を服まず休養、栄養を十分とって様子を見ることにし、今日まで無事乗り切ってきた。風邪による発熱は、その仕組みとして人間の体は、整体防御反応として自ら熱を発生させ体を守ろうとする働きのあることを知り、それを忠実に実行してきている。 長崎大学医学部小児科学教室の森内浩幸主任教授の発言で裏付ける。「私の息子の場合、小さい頃は40℃を超す熱を何度も出しましたが1度も解熱剤は使いませんでした。乳幼児の抗ヒスタミン薬投与は世界的に禁忌。鎮咳薬も弊害がある。咳も生体防御反応であり、抗菌薬は有害無益です」 いままさに医薬品の供給
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