医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

決算詳報

決算詳報

FINANCIAL DETAIL 2024年12月期

2025年3月1日号

協和キリン 【証券コード】4151 【上場】東証プライム 海外牽引も研究開発費増が重し 25年度は事業再編が響き減収  協和キリンの前24年12月期(IFRS=国際会計基準)は売上収益が前年比12・1%増の4956億円、コア営業利益は1・4%減の954億円で着地した(表1)。売上総利益はグローバル製品や技術収入の増加に加え為替の円安(1米ドルは23年140円に対し24年151円)で9・6%増。が、アトピー性皮膚炎薬「ロカチンリマブ」(一般名)の開発進展や英オーチャード新規連結により研究開発費が43・6%増と膨らみ利益を圧迫。IFRSベースの営業利益は非開示ながら、無形資産償却費等を含め計算すると3・6%減の892億円。IFRS営業利益に対するコア営業利益の乖離率は+6・9%と小さい。  売上収益の内訳(表2)は、国内で腎性貧血薬「ダーブロック」や高リン酸血症薬「... 協和キリン 【証券コード】4151 【上場】東証プライム 海外牽引も研究開発費増が重し 25年度は事業再編が響き減収  協和キリンの前24年12月期(IFRS=国際会計基準)は売上収益が前年比12・1%増の4956億円、コア営業利益は1・4%減の954億円で着地した(表1)。売上総利益はグローバル製品や技術収入の増加に加え為替の円安(1米ドルは23年140円に対し24年151円)で9・6%増。が、アトピー性皮膚炎薬「ロカチンリマブ」(一般名)の開発進展や英オーチャード新規連結により研究開発費が43・6%増と膨らみ利益を圧迫。IFRSベースの営業利益は非開示ながら、無形資産償却費等を含め計算すると3・6%減の892億円。IFRS営業利益に対するコア営業利益の乖離率は+6・9%と小さい。  売上収益の内訳(表2)は、国内で腎性貧血薬「ダーブロック」や高リン酸血症薬「フ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence