薬価キーワード ざっくり解説!
後発品企業指標の完全実施
第59回 変わることと変わらないこと
2025年3月1日号
どこが安定供給できる後発品企業なのか。それに対する答えを可視化する取り組みが「後発品の企業評価」だ。医療機関や薬局がその評価をもとに後発品を「選びやすくなる」ことを狙っている。
厚生労働省は24年度から一部の指標について試行的に企業評価を実施し、薬価改定に反映した。25年度からすべての指標で企業評価を行い、26年度以降は各企業の評価(A、B、C区分など)を公表する方針だ。
具体的には、評価指標を①安定供給に関する情報の公表、②予備対応力の確保、③供給実績、④薬価の乖離状況――という4つの観点に分けて設定。このうち、①と②については企業による情報の公表準備期間が必要なため、24年度時点では、評価可能な範囲として③と④を用いることにした。
25年度の中間年改定では、①~④のすべてを用いて評価を実施する。③のなかでは「少量多品目...
どこが安定供給できる後発品企業なのか。それに対する答えを可視化する取り組みが「後発品の企業評価」だ。医療機関や薬局がその評価をもとに後発品を「選びやすくなる」ことを狙っている。
厚生労働省は24年度から一部の指標について試行的に企業評価を実施し、薬価改定に反映した。25年度からすべての指標で企業評価を行い、26年度以降は各企業の評価(A、B、C区分など)を公表する方針だ。
具体的には、評価指標を①安定供給に関する情報の公表、②予備対応力の確保、③供給実績、④薬価の乖離状況――という4つの観点に分けて設定。このうち、①と②については企業による情報の公表準備期間が必要なため、24年度時点では、評価可能な範囲として③と④を用いることにした。
25年度の中間年改定では、①~④のすべてを用いて評価を実施する。③のなかでは「少量多品目構造
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