平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜
軍事おける革命「5つの波」③
第215回
埼玉県国民保護協議会委員 照井資規
2025年3月1日号
日本は現在、戦後最も厳しく、かつ複雑な安全保障環境に直面している。最悪の事態をも見据え、「想定外」を想定した備えを盤石なものとすべきだ。しかも、日本への侵略を企図する国々の軍事力の増強は速度を増しており、一刻の猶予を争う事態だ。それにもかかわらず、日本の主権と独立の維持、領域の保全、国民の生命・身体・財産の安全の確保するための定義、指針や方策についての具体化や周知がなされていない。大雑把な構想や方針が示されているのみだ。
岸田文雄前政権は23〜27年度にかける防衛費を総額43 兆円と約2倍に増やしたものの、隊員個人レベルでの進化が顕著に表われていないのは、相変わらず「人と金の無駄遣い」を改めていないからだ。
例えば、ベルギーで1挺約40万円で製造されているミニ機関銃を1挺200万円以上で調達しておきながら、他国では最前線の小...
日本は現在、戦後最も厳しく、かつ複雑な安全保障環境に直面している。最悪の事態をも見据え、「想定外」を想定した備えを盤石なものとすべきだ。しかも、日本への侵略を企図する国々の軍事力の増強は速度を増しており、一刻の猶予を争う事態だ。それにもかかわらず、日本の主権と独立の維持、領域の保全、国民の生命・身体・財産の安全の確保するための定義、指針や方策についての具体化や周知がなされていない。大雑把な構想や方針が示されているのみだ。
岸田文雄前政権は23〜27年度にかける防衛費を総額43 兆円と約2倍に増やしたものの、隊員個人レベルでの進化が顕著に表われていないのは、相変わらず「人と金の無駄遣い」を改めていないからだ。
例えば、ベルギーで1挺約40万円で製造されているミニ機関銃を1挺200万円以上で調達しておきながら、他国では最前線の小銃
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