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米国製薬・バイオテックで相次ぐレイオフ

2025年3月1日号

 2月に入り、製薬業界では事業費削減とレイオフのニュースが連日発表され、厳しい経営環境が浮き彫りとなっている。  米サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックは、マサチューセッツ州の2つの施設で300人の従業員をレイオフする。この人員削減について、マサチューセッツ労働者調整・再訓練通知(WARN)も3月30日付で発効となると明らかにしている。25〜26年にかけて実施される予定だ。  同社広報は、今回の人員削減について「業務効率を高め、顧客により良いサービスを提供する機会を継続的に評価した結果」とした。レイオフ対象となったこの施設は22年にオープンしたばかり。高度なバイオ生産機能を備えており、当初は細胞・遺伝子治療用のウイルスベクターの開発と製造をサポートするために約300人を追加雇用する予定だった。24年第4四半期の売上高が前年同期比5%増...  2月に入り、製薬業界では事業費削減とレイオフのニュースが連日発表され、厳しい経営環境が浮き彫りとなっている。  米サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックは、マサチューセッツ州の2つの施設で300人の従業員をレイオフする。この人員削減について、マサチューセッツ労働者調整・再訓練通知(WARN)も3月30日付で発効となると明らかにしている。25〜26年にかけて実施される予定だ。  同社広報は、今回の人員削減について「業務効率を高め、顧客により良いサービスを提供する機会を継続的に評価した結果」とした。レイオフ対象となったこの施設は22年にオープンしたばかり。高度なバイオ生産機能を備えており、当初は細胞・遺伝子治療用のウイルスベクターの開発と製造をサポートするために約300人を追加雇用する予定だった。24年第4四半期の売上高が前年同期比5%増の1

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