医薬経済オンライン

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ドラッグストアを襲う恐怖の「窃盗団」

警察庁が対策を通達で実効性は向上するか

2025年3月15日号

 2月初め、警察庁は全国のドラッグストアで外国人による組織的な大量万引きが多発していることから、業界団体の日本チェーンドラッグストア協会に防犯指針を交付、要請した。指針の内容は、従業員による巡回強化のほか、外国語での店内放送による注意喚起、店舗間での情報共有、警備員による監視体制、防犯カメラの増設と万引き防犯ゲートの設置、外国語表記の啓発ポスターの掲示、高額商品、医薬品は空箱陳列などで、さらに電子マネー販売店舗には特殊詐欺による不正カード使用への注意喚起というのもある。  警察庁によれば、24年のドラッグストアでの万引き被害の認知件数は1万5161件で、さらに増加傾向にあるという。むろん、日本人の万引きが多いのだが、目立つのは1件あたりの被害額で、日本人の万引が1万774円だったのに対し、外国人による被害額は7万8936円に上るというのだ。 ...  2月初め、警察庁は全国のドラッグストアで外国人による組織的な大量万引きが多発していることから、業界団体の日本チェーンドラッグストア協会に防犯指針を交付、要請した。指針の内容は、従業員による巡回強化のほか、外国語での店内放送による注意喚起、店舗間での情報共有、警備員による監視体制、防犯カメラの増設と万引き防犯ゲートの設置、外国語表記の啓発ポスターの掲示、高額商品、医薬品は空箱陳列などで、さらに電子マネー販売店舗には特殊詐欺による不正カード使用への注意喚起というのもある。  警察庁によれば、24年のドラッグストアでの万引き被害の認知件数は1万5161件で、さらに増加傾向にあるという。むろん、日本人の万引きが多いのだが、目立つのは1件あたりの被害額で、日本人の万引が1万774円だったのに対し、外国人による被害額は7万8936円に上るというのだ。

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