変革期迎えた中国医薬品業界
訪問・接待・寄付の指針
第95回 コンプライアンス問題は外資企業にも及ぶ
シード・プランニング 沈友敏
2025年3月15日号
日本の「医療用医薬品プロモーションコード」に当たる「医薬代表登録管理法」が20年12月に施行されたが、数年経った今も、医薬品企業によるコンプライアンス違反がしばしば起きている。このような現状を踏まえ、中国政府は新たな指針を打ち出した。それは、国家市場監督管理総局(SAMR)が25年1月10日付で公表した「医薬品企業による商業賄賂リスク防止のコンプライアンスガイドライン」だ。
SAMRによると、このガイドラインは、医薬品や医療機器の研究開発、製造、流通などを行う医薬品企業及び関連機関にとって、遵守すべきものだという。ちなみに、関連機関にはCRO(医薬品開発業務受託機関)、CMO(医薬品製造受託機関)、CSO(医薬品販売業務受託機関)、関連学会・協会などが含まれる。
ガイドラインは、①総則、②医薬品企業による商業賄賂リスク防止の...
日本の「医療用医薬品プロモーションコード」に当たる「医薬代表登録管理法」が20年12月に施行されたが、数年経った今も、医薬品企業によるコンプライアンス違反がしばしば起きている。このような現状を踏まえ、中国政府は新たな指針を打ち出した。それは、国家市場監督管理総局(SAMR)が25年1月10日付で公表した「医薬品企業による商業賄賂リスク防止のコンプライアンスガイドライン」だ。
SAMRによると、このガイドラインは、医薬品や医療機器の研究開発、製造、流通などを行う医薬品企業及び関連機関にとって、遵守すべきものだという。ちなみに、関連機関にはCRO(医薬品開発業務受託機関)、CMO(医薬品製造受託機関)、CSO(医薬品販売業務受託機関)、関連学会・協会などが含まれる。
ガイドラインは、①総則、②医薬品企業による商業賄賂リスク防止のた
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