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INTERVIEW

インタビュー・芦田信 JCRファーマ代表取締役会長兼社長、薗田啓之 取締役専務執行役員(研究本部長)

原動力はおもしろさ、次の50年も継続へ

2025年4月1日号

 製薬業界を見渡せば、創業100年を超す老舗企業は珍しくないが、50年間、会社をけん引し続けるトップはそういない。 「改めて長くやっていたんだな、とは思ったが、50周年だからどうっていうことはない」  こう話すのは、JCRファーマの芦田信代表取締役会長兼社長(写真右)だ。御年82歳の芦田会長は、75年に日本ケミカルリサーチ(当時)を創業し、バイオ医薬品の研究開発に長らく携わってきた。当初は尿由来の「ウロキナーゼ」を手がけ、芦田会長自身もタンパク質を生成する作業に従事していたこともある。設立から50年が経ち、足元の業績は売上高330億円(24年度修正予想)に上り、30年代には1000億円とする目標も掲げる。  その目標達成に向けて、同社は新たに遺伝子治療をビジネスの柱のひとつとして据える考えだ。03年に入社し、20年に42歳で...  製薬業界を見渡せば、創業100年を超す老舗企業は珍しくないが、50年間、会社をけん引し続けるトップはそういない。 「改めて長くやっていたんだな、とは思ったが、50周年だからどうっていうことはない」  こう話すのは、JCRファーマの芦田信代表取締役会長兼社長(写真右)だ。御年82歳の芦田会長は、75年に日本ケミカルリサーチ(当時)を創業し、バイオ医薬品の研究開発に長らく携わってきた。当初は尿由来の「ウロキナーゼ」を手がけ、芦田会長自身もタンパク質を生成する作業に従事していたこともある。設立から50年が経ち、足元の業績は売上高330億円(24年度修正予想)に上り、30年代には1000億円とする目標も掲げる。  その目標達成に向けて、同社は新たに遺伝子治療をビジネスの柱のひとつとして据える考えだ。03年に入社し、20年に42歳で取

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