時感/編集後記
時感/編集後記
2025年4月1日号
時感
マンハッタンの黒船
米国新大統領のドナルド・トランプ氏。早くも各種関税から、同盟国への領土要求まで言いたい放題だ。同氏の掲げる「MAGA」とは、ただただ一国の繁栄のみを追求する「メーク・アメリカ・グレート・アローン」にも見える。
この事態を予見、といえなくもない作品が1970年代に描かれた諸星大二郎氏の漫画『マンハッタンの黒船』だ。舞台は198×年の鎖国以来99年を経た米国。ニューヨークのマンハッタンに日本の黒船が来航し開国を要求。「一国民主主義」を掲げ世界との交流を断っていた米国社会を動揺させ、カリフォルニア-フロリダ州連合が反政府に立ち上がるなか「御一新」を迎えるという、幕末の日米関係を逆転させた内容だ。荒唐無稽な話ながら、全国民が「デモクラシーマシン」というモバイル機器に接続され、鎖国以来「永世大統領」が君臨して...
時感
マンハッタンの黒船
米国新大統領のドナルド・トランプ氏。早くも各種関税から、同盟国への領土要求まで言いたい放題だ。同氏の掲げる「MAGA」とは、ただただ一国の繁栄のみを追求する「メーク・アメリカ・グレート・アローン」にも見える。
この事態を予見、といえなくもない作品が1970年代に描かれた諸星大二郎氏の漫画『マンハッタンの黒船』だ。舞台は198×年の鎖国以来99年を経た米国。ニューヨークのマンハッタンに日本の黒船が来航し開国を要求。「一国民主主義」を掲げ世界との交流を断っていた米国社会を動揺させ、カリフォルニア-フロリダ州連合が反政府に立ち上がるなか「御一新」を迎えるという、幕末の日米関係を逆転させた内容だ。荒唐無稽な話ながら、全国民が「デモクラシーマシン」というモバイル機器に接続され、鎖国以来「永世大統領」が君臨してき
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